最終更新日: 2019年11月5日

「契約社員」と「正社員」の違いとは？意味や使い方を解説！

「契約社員」と「正社員」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「契約社員」と「正社員」の違いや使い方についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

目次 [表示]

「契約社員」と「正社員」

「契約社員」とは、企業と雇用期間を定めた労働契約を結んで働く社員のことです。

契約社員は雇用期間が終了すると、企業と労働者の間で更新の合意がない限りは労働契約自体が無くなってしまい、雇用における労働契約が満了という形になります。

正社員とは異なり、有期雇用契約によって雇用の期限がある程度決まっています。

「正社員」とは、期間の定めのない労働契約で会社や企業に直接的に雇用されて、その企業の就業規則によって定められた所定労働時間内まで労働する人のことです。

契約社員とは違って、雇用期限などは特に決まっていないものとなるため自己都合や解雇申告されない限りはその会社でそのまま継続して就業する形となります。

「契約社員」の意味

Photo byCandiix

「契約社員」の意味として、専門的な職業の権利を持って定められた期間の契約で雇用された者や正社員とは異なる採用や労働条件によって雇用の契約を結んだ労働者といった意味を持ちます。

契約期間が異なるために正社員や派遣社員と区別するために契約社員が存在しています。

あくまでも定められた期限内で就業することが原則となってきます。

「正社員」の意味

Photo byFree-Photos

「正社員」の意味として、一般的には期間の定めのない労働の契約で雇用された社員といった意味があります。

契約社員とは違い、期間の定めがないため仕事上の責任がつきものです。

原則としてフルタイムで勤務して残業の義務づけられています。

契約社員とは違い定められた期間がなく、継続的に就業する事ができるのが特徴です。

「契約社員」と「正社員」の違い

Photo bybottomlayercz0

「契約社員」と「社員」の一番大きな違いとして、会社で用契約を結ぶときに「雇用期間に定めがあるかどうか」が「契約社員」と「正社員」の大きな違いとなります。

正社員だと自ら、退職や解雇されない限りは契約はそのまま継続的になりますが契約社員は契約期間に定めがあり最長でも３年までと有期の雇用契約上にて決められており、それ以上は契約終了となるか正社員として雇用方法を変えるかの選択肢となります。

また雇用方法に関しては、「派遣社員」は派遣登録している会社の雇用となりますが、「契約社員」や「正社員」は同様で直接就業している会社の直接雇用といった形になります。