「独断」と「偏見」の違いとは?意味や使い方を解説!

「独断」と「偏見」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「独断」と「偏見」の違いや使い方についてご紹介します。

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「独断」と「偏見」

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皆さんは「独断」と「偏見」の違いを知っているでしょうか?よく「独断と偏見」とセットで使われるのを見かけますが、もちろん独立した2つの言葉です。
今回は「独断」と「偏見」の違いを紹介します。

「独断」の意味

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「独断」とは自分一人の考えで決断することです。。誰かの考えを聞いたり、話し合ったりするのではなく、自分一人の判断によるものです。
または、公正を欠いて自分の思い込みで判断してしまうことを言います。
「社長の独断で」のように使われます。
この場合は社長が社員に相談したりせず、一人で決めてしまったということになります。
あまりいい意味で使われることはありません。
決める権力のある人の時に使うことが多いようです。

「偏見」の意味

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「偏見」とは偏った考え方や物の見方のことです。
ある対象の人や集団などに対して、特に根拠もなく持たれる意見のことをいいます。
例えば「最近の若いやつは根性がない」と言う年配の方がいるとします。
その方はきちんと若い人たちと関わるわけではなく、一部を見て根拠なく全体を偏った見方で見てしまっています。
この時年配の方は若い人たちのことを「偏見」を持っていることになります。
「偏見」を実行すると「独断」になります。

「独断」と「偏見」の違い

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「独断」と「偏見」の違いはお分かりいただけましたか?

「独断」は自分一人の考えで決断すること、または公正を欠いて自分の思い込みで判断することです。
「偏見」は偏った考え方や物の見方です。
どちらも思い込みで公正を欠いていますが、「偏見」は考え方に過ぎず、「独断」は判断するという行動までを指しています。

「独断」と「偏見」を使った例文

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では最後に例文を見てみましょう。

例文

  • 例文・上司が独断で仕事を進める
  • 例文・上司は女性に対して偏見を持っている。
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