「前代未聞」の意味とは?意味や使い方を解説!

「前代未聞」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「前代未聞」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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前代未聞

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「前代未聞」とは

読み方はほとんどの方がわかりますね。
「ぜんだいみもん」と読みます。

最近は前代未聞の出来事が多いですよね。
自分が生きている間にこんなことが起きるとは……としみじみ思う方もたくさんいるのではないでしょうか。

今回は「前代未聞」の意味や使い方をご紹介いたしますので、前代未聞の昨今の情勢をじっくりかみしめていきましょう。

「前代未聞」の意味とは?

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「前代未聞」の意味

「前代未聞」は「今まで起きたことがないような、珍しい出来事」という意味の言葉です。
単に珍しいというだけでなく、「大変な物事」を驚きと共に表す時にも「前代未聞」が使われます。
 

「前代」とは「前の時代」、「未聞」は「聞いたことがないこと」を表します。
二つの熟語が組み合わさってできた四字熟語となります。

他に「空前絶後」という言葉がありますが、こちらもほぼ同義の四字熟語で、「前代未聞」の類語となります。

「前代未聞」という言葉が生まれた経緯には諸説ありますが、日本の文学作品である「太平記」で使われたのが最初ではないかと言われています。
太平記が書かれたのは14世紀ごろだと言われていますので、700年くらい前から存在する言葉だということですね。

何百年も昔であれば「前代未聞」の出来事は多かっただろうと推測できますが、これだけ科学が発達した現代においても次々と前代未聞の出来事が起きています。
今まで経験したことがない状態に不安を感じる方も多いでしょうが、昔の人々も今と同じように前代未聞の出来事を乗り越えてきているわけですので、必ず混乱から脱する時は来るでしょう。

それまでできるだけ心を落ち着けて、乗り切りたいものです。

「前代未聞」の使い方・例文

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最後に「前代未聞」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 東日本大震災の時も前代未聞の出来事だと思ったが、今もかなり前代未聞状態だ。
  • 同僚が前代未聞の失敗をやらかして、尻拭いが大変だった。

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