最終更新日: 2020年5月2日

    「万物流転」の意味とは？意味や使い方を解説！

    「万物流転」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「万物流転」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

    目次 [表示]

    万物流転

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    「万物流転」とは

    読み方は「ばんぶつるてん」です。
    四字熟語として聞いたことはなくても「万物」と「流転」それぞれの言葉は知っている方がほとんどではないでしょうか。

    「万物流転」は日本語でありながら、実は外国発祥の言葉です。
    今回は「万物流転」の意味や由来、使い方などを詳しくご紹介いたします。

    「万物流転」の意味とは？

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    「万物流転」の意味

    「万物流転」は「この世の全ての存在は絶え間なく変わり続ける」という意味の言葉です。

    「万物（ばんぶつ）」はこの世の全てのものを表し、「流転（るてん）」は「絶えず変わり続ける」という意味を表します。
     

    こうした概念をはじめに提唱したのは、古代ギリシャの哲学者「ヘラクレイトス」だと言われています。
    ヘラクレイトスによる「誰も同じ川に二度入ることはできない」という言葉が、「万物流転」の元になりました。
    「同じ川に入ること」はできると思うかもしれませんが、それは「同じ場所」というだけです。
    川は絶えず流れ続けているものですから、「同じ水」に触れることは二度とできないですよね。
    こうした哲学的な意味が「万物流転」にはあるのです。

    「万物流転」の類義語には「諸行無常」「生々流転」といった言葉があります。
    いずれも「この世の全ての存在は変化せずにはいられない」という、世の中の真理を表す言葉となります。

    「万物流転」の使い方・例文

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    「万物流転」を使った例文をご紹介いたします。

    例文

    • いつまでもこのまま幸せでいたいけれど、世の中は万物流転だから悪い時も必ず訪れるだろう。
    • 世の中だけでなく人生も万物流転だと思えば、辛い時でも頑張れる。

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