「堪える」と「耐える」の違いとは?意味や使い方を解説!

「堪える」と「耐える」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「堪える」と「耐える」の違いや使い方についてご紹介します。

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「堪える」と「耐える」

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堪える」と「耐える」の使い分けができますか?

「耐える」の字を使うと、間違いとなる場合があるのですが、知っていますか?

「堪える」と「耐える」の意味と使い方を紹介します。

「堪える」の意味

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「堪える」には、「嫌なこと、苦しいことを我慢する」「圧力に対し持ちこたえる」の他に「能力がある」「価値がある」「感情をこらえる」という意味があります。

「能力がある」「価値がある」「感情をこらえる」という意味を持つのが、「堪える」という字の特徴です。

分かりやすい例を示します。

「能力がある」・・このカメラは、水中での使用に堪える(水中での使用に対応する能力を持つ)

「価値がある」・・聞くに堪えない話だ(聞く価値のない話だ、聞いていられない話だ)

「感情をこらえる」・・喜びに堪えない(喜びの感情をこらえきれない)

「能力がある」という意味の「堪える」は、「堪え得る(たえうる)」とも使われます。

しかし「堪える」という言葉自体に「~できる」という意味が含まれているため、本来は「堪える」だけで使います。

「耐える」の意味

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「耐える」は「嫌なこと、苦しいことを我慢する」「持ちこたえる」という意味です。

「キツい仕事に耐える」「積雪の重みに耐える」のように使います。

「耐」を使う熟語には「忍耐」「耐震」「耐久」などがあり、「我慢する」「持ちこたえる」という意味が含まれます。

「堪える」と「耐える」の違い

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「堪える」と「耐える」の違いを見ていきます。
 

  • 「我慢する」「持ちこたえる」の意味では、両方使うことができる

「暑さにたえる」という場合の「たえる」には、「堪える」と「耐える」の両方を使うことができます。

実際には「耐える」の方が多く使われています。

「耐」の字を使って「我慢する」「持ちこたえる」ことを表す熟語が多いため、「耐える」の方が浸透しているのでしょう。
 
  • 「能力がある」「価値がある」「感情をこらえる」の意味では、「堪える」を使う

「見るにたえない」などの場合の「たえる」には、「堪える」を使います。

「耐える」には、「能力がある」「持ちこたえる」「感情をこらえる」の意味はありません。

「堪える」と「耐える」を使った例文

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「堪える」「耐える」を使った例文を紹介します。

「耐える」の字を使えない場合があることに注意しましょう。

例文

  • 例文 慙愧に堪えない(恥ずかしさでいっぱいだ)
  • 例文 家族と離れ、孤独に耐えて生活する。

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