「凡庸」と「汎用」の違いとは?意味や使い方を解説!

「凡庸」と「汎用」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「凡庸」と「汎用」の違いや使い方についてご紹介します。

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「凡庸」と「汎用」

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「凡庸」と「汎用」

「凡庸」と「汎用」ネット上で良く間違って使われている言葉で見受ける事があります。

今回は、全く意味の異なる2つの言葉のご紹介をさせていただきます。

「凡庸」の意味

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「凡庸」の意味とは?

「凡庸」(ぼんよう)読み方。
優れたところや取り柄が無く、平凡であること。凡人とも言う。

優れたところが無いや取り柄が無い等の否定的な意味合いを持つ言葉です。

「汎用」の意味

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「汎用」の意味とは?

「汎用」(はんよう)読み方。
広い範囲で用いる事が出来る事。応用できるもの。

一つのものを色々なものに使う事が出来る事です。

様々なものに用いれるという意味があり「ひろく用いる」と言った意味がある言葉です。

「凡庸」と「汎用」の違い

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「凡庸」と「汎用」の違いとは?

上記の意味の説明からご理解はいただけると思っておりますが。

再度のご説明をさせていただきます。

「凡庸」(ぼんよう)は、平凡で優れたところが無く取り柄もないことを凡庸と言います。
従って凡人と言われてしまう人は、優れたところが無い様と否定的な意味合いで使われる言葉になります。

「汎用」(はんよう)は、万能とも言われ、全ての物事に効能がある事、あらゆる事に優れている事。と全くの反対の意味を持った言葉になります。

良くネット上で、凡庸性と言った言葉を見ますがネットスラングの一つで。汎用性の誤用表現と言われています。一般的には使わない言葉です。

「凡庸」と「汎用」を使った例文


上記の内容をご理解いただき。例文をご紹介いたします。

例文

  • 例文 彼の作った作品は他の人と比べ、凡庸であると言わざるを得ない。
  • 例文 ビジネスシーンでは、汎用的な能力を有する人材が求められている。

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