「以下」と「未満」の違いとは?意味や使い方を解説!

「以下」と「未満」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「以下」と「未満」の違いや使い方についてご紹介します。

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「以下」と「未満」

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「以下」と「未満」は似ているようで違う意味を持っています。

以下」とは、その数値を含んでその下であることです。

未満」とは、未だ満ちていないことです。

別の記事で反対語の「以上」と「超える」のご紹介もしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

「以下」の意味

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「以下」とは、数学や法律では、基準となる数量を含んだ下の範囲のことを意味します。

例えば、1万円以下は1万円を含んでそれより低い金額を指します。
平均以下は平均値を含んでそれより下の数値を指します。

以下の「以」は「~より」の意味があり、以下は「~より下」を表します。
 

「未満」の意味

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「未満」とは、いまだ満たずという意味があり、数値に達していないことを表します。
基準となる数量を含めません。それより少ない数のことです。

例えば、18歳未満は18歳を含めず、それより下をいうため17歳以下を指します。

「以下」と「未満」の違い

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「以下」→数量を含んだ下の範囲
「未満」→数量を含まない下の範囲


「未満」がその数を含めないことに変わりはありませんが、「以下」意味は「~より下」であり、「~を含んで下」という意味はありません。

「以下」の解説で「数学や法律では」と書いたように、数学や法律では正確に表すことが必要であるため、「基準を含む」と定義したものでありますが、他の場面では基準を含まない「以下」も存在します。

「以下」と「未満」を使った例文

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「以下」と「未満」の意味と違いがわかったところで、それぞれの例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文 5歳以下は入場できません。
  • 例文 30点未満は居残りです。

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