「所有」と「保有」の違いとは?意味や使い方を解説!

「所有」と「保有」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「所有」と「保有」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「所有」と「保有」

フリー写真素材ぱくたそ

皆さん、「所有」と「保有」の違いを知っていますか?

どちらも日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも用いることがありますね。

辞書では同じ意味としてまとめられることが多いこの言葉ですが、微妙に意味の違いがあります。

そこで今回は所有と保有の意味の違いや、使い方について紹介していきます。

「所有」の意味

Photo byWikiImages

「所有」とは、自分のものとして持つことという意味があります。

自分のものとして半永久的に持つと考えられるものに用いることが多いです。

そのことから、絵画や作品の所有権や土地の所有権などで使われます。
 

「保有」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「保有」とは、自分のものとして持ち続けることという意味があります。

持ち続けることと意味にありますが、これは手放すことを前提としたものであるからです。

手放すまで持ち続けるということですね。

そのため、人から借りているものや株では保有という言葉が用いられます。

「所有」と「保有」の違い

Photo byPixaline

「所有」と「保有」を分かりやすく説明すると、

  • 所有:半永久的に自分のものとして持つこと
  • 保有:手放すまで自分のものとして持つこと
ということになります。

また、類語で「所持」という言葉もありますが、こちらはその時に実際に持っているものという意味になります。

パソコンが家にあるのであれば所有ですが、今パソコンがカバンに入っているのであれば所持というわけです。

辞書では同じ意味として扱われることもありますが、微妙な違いがありますね。

「所有」と「保有」を使った例文

フリー写真素材ぱくたそ

例文を通して今回の違いをおさらいしていきます。

例文

  • 彼は家を所有している
  • 彼は株を保有している

関連する記事

記事ランキング