「つぶあん」と「こしあん」の違いとは?意味や使い方を解説!

「つぶあん」と「こしあん」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「つぶあん」と「こしあん」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「つぶあん」と「こしあん」

フリー写真素材ぱくたそ

つぶあん」と「こしあん」はどちらも和菓子の定番ですね。どちら派?と聞かれることもあることでしょう。

実は作り方だけではなく、栄養にも違いがあるのです。

「つぶあん」の意味

Photo by yoshing_BT

「つぶあん」とは、小豆(あずき)の赤い皮が着いたまま加熱して砂糖と練り合わせたものを意味します。
 

つぶあんには、ポリフェノールが豊富に含まれています。なぜなら、小豆の皮に多くのポリフェノールが含まれているからです。

このポリフェノールは、血管を健康な状態にたもつ効果が期待できます。あんこのポリフェノールは、血管内の余分な活性酸素を除去して、動脈硬化などを防いでくれる効果もあります。
実はポリフェノールは、小豆そのままよりも加工してあんこにした方が増えます。
さらに一コーヒーや緑茶を一緒に飲むと、ポリフェノールの吸収が良くなります。

「こしあん」の意味

Photo by dreamcat115

「こしあん」とは、皮をとりのぞいてから砂糖と練り合わせたものを意味します。


こしあんには、鉄分が多く含まれています。小豆の実には鉄分が多く含まれており、皮をとりのぞいて実の部分だけにしたこしあんには、多くの鉄分が集まっているからです。

鉄分はお肌に良い効果が期待できます。良い肌を保つには、コラーゲンが大切です。そのコラーゲンを体の中で生成するのに、鉄分、ビタミンC、酸素が必要な栄養素になります。ということは、鉄分が多く含まれるこしあんは肌トラブルが気になる方にオススメできます。

「つぶあん」と「こしあん」の違い

Photo byjeonsango

「つぶあん」
皮あり
・ポリフェノール


「こしあん」
皮なし
・鉄分


皮の有り無しと、栄養に違いがあることがわかりますね。

「つぶあん」と「こしあん」を使った例文

Photo by jetalone

「つぶあん」と「こしあん」の違いがわかったところで、例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    ここのお饅頭はつぶあんがおすすめです。
  • 例文
    おはぎはやっぱりこしあんがいいですよね。

関連する記事

記事ランキング