「周章狼狽」の意味とは?意味や使い方を解説!

「周章狼狽」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「周章狼狽」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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周章狼狽

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周章狼狽」を二語に分けると以下のようになります。

  • 「周章」・・・「慌てる」という意味
  • 「狼狽」・・・「慌てる」という意味

「狼」「狽」は共にオオカミの一種ですが、「狼」は前足が長く後ろ足が短い種類で「狽」は前足が短く後ろ足が長い種類のオオカミです。

「狼」と「狽」はいつも一緒に歩いているので離れてしまうと倒れてしまいます。

その様子が「慌てる」という意味に繋がりました。

「周章狼狽」のように、同じ意味を合わせることでより一層強調された意味の言葉になるパスワード式の四字熟語となります。

「周章狼狽」の意味とは?

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「周章狼狽」はしゅうしょうろうばい」と読みます。

周章狼狽」とは、「とても慌てること、非常にうろたえること」という意味です。

「周章狼狽」の類義語にはどのようなものがあるのか確認してみましょう。

  • 狼狽え(うろたえ)
  • 混乱(こんらん)
  • 右往左往(うおうさおう)
  • おろおろする

「右往左往」は、漢字のそのままに右に左にとウロウロしてしまうのがよくわかります。

「周章狼狽」の使い方・例文

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「周章狼狽」は「慌てる」の意味を重ねた表現の言葉なので、大いに慌ててしまう様子に使用されます。

テレビなどで手や顔に汗をかいて表情の落ち着かない釈明をしている人をよく見かけますが、まさに「周章狼狽」な状態で陥っているのがよくわかります。

「周章狼狽」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    私はショックな知らせを聞いて、周章狼狽してしまいました。
  • 例文
    根が正直な妹は、ちょっと問いかけにも周章狼狽してしまい嘘をついているのがすぐにわかってしまいます。

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