「群雄割拠」の意味とは?意味や使い方を解説!

「群雄割拠」という言葉の意味を解説していきます。日常ではあまり使うことのない言葉ではありますが、覚えておくと便利な四字熟語です。教養の一つとして是非覚えておきましょう。今回は「群雄割拠」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

目次 [表示]

群雄割拠

Photo byenkhtamir

群雄割拠」という四字熟語を見たり聞いたりしたことがあるでしょうか?

日常生活ではほとんど使うことがないですが、時代物の小説等を読んでいると見かけることがあります。

見たり聞いたりしたことはあっても、多くの人が意味を知らない言葉の一つです。

今回は「群雄割拠」の意味や使い方について解説します。

「群雄割拠」の意味とは?

Photo byshafman

「群雄割拠」の読み方は、「ぐんゆうかっきょ」です。

多くの英雄や権力者が各地に勢力を張り、互いに対立して覇を競い合うという意味です。

歴史上では、魏、呉、蜀の3つ国が対立していた中国の三国時代。織田信長や武田信玄というたくさんの戦国大名や英雄が権力を争っていた日本の戦国時代がまさに「群雄割拠」の時代と言えます。

現代社会では、たくさんの実力がある企業や個人が競い合っている状態に使われている言葉です。

例えば、自動車業界ではトヨタ、日産、マツダ、スバル、ホンダなどの他に、海外のベンツやフォルクスワーゲンといった多くの企業がまさに「群雄割拠」していると言えるでしょう。

また、個人の例では、スポーツの強豪校でたくさんの部員がレギュラー争いをしている場面などで使うことができます。(スポーツではポジションなどの関係もあるので、一概には言えませんが。)

「群雄割拠」の使い方・例文

Photo byClker-Free-Vector-Images

最後に、「群雄割拠」を使った例文をいくつか紹介します。

例文

  • 例文 戦国時代には多くの戦国大名が群雄割拠していた。
  • 例文 現在この業界は多くの企業が群雄割拠しており競争が激しいので新参企業が参戦する余地がない。
  • 例文 この県の高校野球は強豪校が群雄割拠している。

関連する記事

記事ランキング