「玉石混交」の意味とは?意味や使い方を解説!

「玉石混交」という言葉の意味を解説していきます。覚えておくと便利な四字熟語です。今回は「玉石混交」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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玉石混交

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「玉石混交」とは

読み方は「ぎょくせきこんこう」です。
玉石混合(ぎょくせきこんごう)だと思っている方が稀におられるのですが、これは間違いですので気を付けてください。

おそらく誰もが一度は耳にしたことがある言葉だと思いますが、具体的にはどのような意味があるのでしょうか。
今回は「玉石混交」の意味や使い方をご紹介いたします。

「玉石混交」の意味とは?

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「玉石混交」の意味

「玉石混交」は「良いものとそうでないものが入り混じる状態」を表した言葉です。
「玉」とは宝石のように「素晴らしいもの」を表し、「石」は文字通り「普通の石」「価値がないもの」という意味となります。
これらが「混交」、つまり入り混じる状態が「玉石混交」です。
「玉石混淆」と表記されることもありますが、読みやすさから現代では「玉石混交」と表記されることが多くなっています。

「玉石混交」の由来は中国の漢文によるもので、「本物と偽物を間違えたことによって、貴重な宝石(玉)」とどうでも良い石が混ざってしまった」というエピソードが語源となっています。

「玉石混交」は基本的には「モノ」を表す言葉です。
しかしそこから徐々に派生していき、現在では人の性質を玉と石に例えて、色々な人材が入り混じった状態を「玉石混交」と表現することもあります。

また、良い悪いではなく「性質が反対のものが混ざっている」状態にも「玉石混交」を使うことがあります。

「玉石混交」の使い方・例文

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「玉石混交」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 今年の新入社員は玉石混交だな。
  • 骨董店の商品は玉石混交で、色々なものがあるので見ているだけで楽しい。

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