「猛々しい」の意味とは?意味や使い方を解説!

「猛々しい」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「猛々しい」の意味や使い方について解説していきます。

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猛々しい

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「猛々しい」とは

「たけだけしい」と読みます。
「盗人猛々しい」のような言葉で耳にしたことがある方は多いはずですし、意味も何となく分かると言う方も多いのではないでしょうか。

しかし具体的に言葉で意味を説明せよと言われてもよくわかりませんよね。
ぜひここでしっかり覚えて行きましょう。
今回は「猛々しい」の意味や使い方をご紹介いたします。

「猛々しい」の意味とは?

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「猛々しい」の意味

猛々しいは、「いかにも勇ましく強そうなこと」もしくは「反省心がなく図々しい。厚かましい」という意味の言葉です。
先ほどご紹介した「盗人猛々しい」という言葉は、悪いことをして責められているのに反省せず開き直っている状態を表します。

元々は古典文学の「太平記」という書物で「是は元来田舎人也ければ、物妬はしたなく心武々敷て…(たけだけしくて)」という表現があったことが語源とされています。
ここでは「いかにも勇ましく強そうなこと」という意味で使われていました。
今は「武」の字ではなく「猛」の字があてられています。

その後江戸時代になり「図々しい、厚かましい」という意味でも使われるようになりました。
今でも両方の意味で使われていますが、「盗人猛々しい」という言葉が有名なため「図々しく厚かましい」のほうで認識しておられる方のほうが多いかもしれません。
 

「猛々しい」の使い方・例文

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「猛々しい」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 息子が立派に成長して猛々しい姿を見せてくれた。
  • 今年の新入社員はミスをして失敗しても全く堪えない。
    非常に猛々しい。

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