「おもねる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「おもねる」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「おもねる」の意味や使い方について解説していきます。

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おもねる

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「おもねる」とは

一見すると「聞いたことがある」と思う方のほうが多数派だと思います。
しかしどのような時に使う言葉かと言われると、ちょっと思いつかないですよね。

「おもねる」は少し古い言葉なので日常的に使うことはあまりないでしょう。
しかし映画や小説などで見聞きすることはありますので、意味を知っておくと役立ちます。
今回は「おもねる」の意味や使い方をご紹介いたします。

「おもねる」の意味とは?

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「おもねる」の意味

「おもねる」は「相手に気に入られようとして媚びを売ること」という意味の言葉です。
類語としては「へつらう」「機嫌を取る」といったものがあり、ほぼ「おもねる」と同義になります。
他にも「ゴマをする」「尻尾を振る」なども「おもねる」の類語として挙げられます。
つまり「おもねる」は誰かの機嫌を取るとは言ってもプラスの意味ではなく、どちらかというと媚びへつらうイメージ、つまりマイナスの印象を与える言葉です。

「おもねる」の語源ですが、漢字表記で「阿る」とした時の「阿」の文字自体に、「よりかかる」「機嫌を取って取り入る」というような意味があります。

また「おもねる」という言葉は「面」+「練る」が由来になっているとも言われています。
「面」とは顔の事で、「練る」とは形が変わることを意味します。
つまり「表情を作って相手を立てる」というような解釈となり、ここから「機嫌を取る」といった意味になったとされています。

「おもねる」の使い方・例文

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「おもねる」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 私はすぐ他人におもねる癖があるので、何とか直したい。
  • 時代におもねることは悪いことのように思われがちだが、流行に乗ると考えればそこまでマイナスでもないだろう。

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