「尻すぼみ」の意味とは?意味や使い方を解説!

「尻すぼみ」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「尻すぼみ」の意味や使い方について解説していきます。

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尻すぼみ

「尻すぼみ」とは

「尻つぼみ」と表現する方もおられるのですが、「つぼみ」のほうは方言で一部地域でしか使われていないようです。
全国共通なのは「尻すぼみ」なので、覚えておいてください。

大体の意味は分かる方が多いかもしれませんが、「尻」という字がつくと何となく気になりますよね。
今回は「尻すぼみ」の意味や成り立ち、使い方などをご紹介いたします。

「尻すぼみ」の意味とは?

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「尻すぼみ」の意味

「尻すぼみ」は「口が広く、そこが小さくなっている形」もしくは「勢いが後半にかけて段々低下すること」という意味の言葉です。
いずれにしても「下、もしくは後のほうが最初よりも小さくなる状態」を表します。

「尻すぼみ」は「尻すぼまり」とも言うのですが、「すぼまり」の動詞形は「すぼめる」です。
「口をすぼめる」という言葉を聞いたことがないでしょうか。
酸っぱいものを食べた時などに口を小さくするような動作のことを指しますが、「すぼめる」とは「広がっていたものが小さくなる」という意味があります。
また「尻」は動物の体の一部を表す意味もあるのですが、「うしろのほう」という意味もあります。

こうしたことから「最初は大きかったけれど段々勢いや大きさなどが低下していく」ことを「尻すぼみ」と呼ぶようになりました。

尻すぼみの類語としては、「右肩下がり」「竜頭蛇尾」などがあります。
どちらも最初よりも徐々に勢いが低下する様子を表します。

「尻すぼみ」の使い方・例文

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「尻すぼみ」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 私はいつも新しいことを始める時は意欲を持っていられるのだが、ずっと続けていると段々尻すぼみになってしまう。
  • せっかくいい流れで試合が始まったので、最後まで尻すぼみにならないように頑張っていこう。

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