「そこはかとなく」の意味とは?意味や使い方を解説!

「そこはかとなく」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「そこはかとなく」の意味や使い方について解説していきます。

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そこはかとなく

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「そこはかとなく」

という言葉をご存知でしょうか?

言葉の響きから、なんとなく意味を察すること
ができるようなできないような…。。

まさしく!!

それが「そこはかとなく」なんです!?

前置きは、ほどほどにえっと、今回は「そこはかとなく」についてご紹介させていただきます。

「そこはかとなく」の意味とは?

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「そこはかとなく」の意味とは

「なんとなくはっきりしない、どことなく曖昧な」という意味の形容詞「そこはかとない」の連用形です。

「そこはかとない」を漢字で書くと「其処は彼とない」となります。「其処にいるのは誰だかわからない」ほど、曖昧ではっきりしない様子を表しているんです。

「そこはかとない」の語源は古く平安時代から使われていました。

『堤中納言物語』という平安時代後期以降に成立した物語集に「そこはかとなき物語しのびやかにして」という一節があります。

この場合の「そこはかとなき」には、「とりとめのない」という意味があります。

鎌倉時代に書かれた『徒然草』の冒頭にも「徒然なるままに日ぐらし硯に向かいて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くればあやしうこそ物狂おしけれ」とあります。こちらも「とりとめのない」という意味で使われています。

また、「そこはかとない」には、「際限がない」という意味もあります。「際限がない」というのは「限りがない、果てしがない」ということですね。

鎌倉時代に成立した『平家物語』にその用例を見ることができますが、こちらの意味で使われることは少ないようです。

「そこはかとなく」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 なんで、ハッキリしてないところに そこはかとなく怖さを感じるんだろう。
  • 例文 海の底がわかったら、このそこはかとなくは感じないんだね。

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