「たしなめる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「たしなめる」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「たしなめる」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

たしなめる

Photo bygeralt

皆さん「たしなめる」という言葉の意味を知っていますか?

「たしなめる」や「たしなめられた」など耳にしますよね。

今回は「たしなめる」の意味と正しい使い方を紹介していきます。

「たしなめる」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「たしなめる」とは「相手の良くない言動を注意する」という意味です。

「たしなめる」は漢字で「窘める」と書きます。

変換機能で「嗜める」とも出てきますが、こちらは「愛好する」という意味の「嗜む(たしなむ)」の変化形であり、全く違う意味になってしまいます。

「嗜める」は「嗜むことができる」という意味ですので変換間違いには十分注意が必要ですね。

では「たしなめる」の意味の程度ですが「叱る」ほど強くなく「軽く注意する」という少し弱めのイメージです。

「それ、ちょっとダメなんじゃない?」ぐらいです。

類義語は「咎める」「批判する」「非難する」です。

少し「たしなめる」より強い意味の言葉になります。

「たしなめる」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「たしなめる」は言葉の意味自体は弱いですが使う場面が限られているので使う際は注意しなくてはいけません。

「課長が新入社員をたしなめる」など目下の人に対して使う言葉になります。

ですから目上の人に対して「たしなめる」とは使わないのです。

もし、目上の人に対して注意をするという場合は「たしなめる」ではなく「諌める(いさめる)」や「進言する」という言葉を使います。

「たしなめる」の意味や使い方はお分かりいただけたでしょうか?

使う場面さえ間違えなければ便利なことばですね。

最後に例文です。

例文

  • 例文・生意気な態度をとって先生にたしなめられた。
  • 例文・仕事に集中してない部下をたしなめた。

関連する記事

記事ランキング