「一応」と「一様」の違いとは?意味や使い方を解説!

「一応」と「一様」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「一応」と「一様」の違いや使い方についてご紹介します。意味の違いを理解していれば、ふとした時に周囲からの評価がぐっと上がるかも知れません。

目次 [表示]

「一応」と「一様」

Photo byPeggy_Marco

「一応」と「一様」

どちらも頻繁に使う表現ですよね。

しかし、一応と一様の二つは同じような意味を持つ表現と勘違いされる方もおられるかもしれません。

「一応」「一様」言葉の意味をご紹介させていただきます。

「一応」の意味

Photo by G4GTi

「一応」の意味とは
読み方は「いちおう」です。

「とりあえず」「十分な状態ではないがひととおり」「万が一」といった意味合いがあります。

一応の英語での表現は、「just in case」「once」「for the time being」「so far as it goes」などがあります。

とりあえずの意味の強い言葉だと言えます。

「一様」の意味

Photo byPeggy_Marco

「一様」の意味とは
読み方は「いちよう」です。

「よくありふれていること」「よくあること」「全部同じような様子」といった意味合いがあります。

「一様」の英語表現は「commonplace」「uniformity」「similarity」「equality」「be often the case」などがあげられます。

この一様は、「ありふれている」と「同一の」といった二つの言葉が混ざり合った表現だと言えます。

英語で表すと、commonplaceとuniformityを二つ使う必要があります。

「一応」と「一様」の違い

Photo bygeralt

「一応」と「一様」の違いとは

この二つの違いは意味を見ていただければわかるように。

念のためが「一応」で、よくあるや全部同じようなが「一様」です。

間違える理由が読み方が似ているからだと考えるのが妥当な答かと。

例文で説明してみると「一様注意しておきましょう」と言いますが、実は念のために注意しましょうと本人は言っているつもりでも使っている文字は間違っていると解りますね。

一様は代表的な使い方が「皆が一様に」で、すべての人が同じようにという意味があることから分かるように読み方は似ていても一応とは異なるわけです。

間違いを避けるために違いをきちんと理解しておきましょう。

「一応」と「一様」を使った例文

例文をご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 一応、言っとくけど。
  • 例文 一様に声を揃えた。

関連する記事

記事ランキング