「緑茶」と「煎茶」の違いとは?意味や使い方を解説!

「緑茶」と「煎茶」の違いについて解説していきます。同じような言葉ですが、それぞれ意味や使い方に違いが存在します。今回は「緑茶」と「煎茶」の違いや使い方についてご紹介します。

目次 [表示]

「緑茶」と「煎茶」

Photo bycongerdesign

みなさん、「緑茶」と「煎茶」の意味の違いを知っていますか?

身近すぎて考えたことなかった、そんな方もいるのではないでしょうか。

日本人の7割は緑茶と煎茶の違いを知らないと言われています。

今回は、そんな緑茶と煎茶の違いを紹介していきます。

「緑茶」の意味

Photo byraoyi163

「緑茶」とは、不発酵茶を意味しています。

不発酵茶とは、摘んだ葉にすぐ熱を加え、酵素の働きを止めることで成分変化を最小限に留めた茶葉のことです。

茶の木の栽培方法により煎茶や玉露に、煎茶を焙煎するとほうじ茶に、玄米を加えると玄米茶に、とその後の工程などで分かれていきます。

それらの発酵させずに作るお茶全てをまとめて緑茶と言います。

「煎茶」の意味

フリー写真素材ぱくたそ

「煎茶」とは、摘採後蒸すことで酵素の働きを止め、揉みながら乾燥させ形状を整えたお茶のことです。

緑茶の一種であり、日本で1番流通しているお茶です。

茶畑と聞いて思い浮かべるような、日光をさんさんと浴びる場所で露地栽培され、若葉の時に摘み取られます。

煎茶は摘み取りまで日光を浴びせて育てることにより、程よい渋みや爽やかな香り、スッキリとした味わいを生み出しているわけですね。

昔、中国から伝わってきた茶葉を煎じて飲んでいたことから煎茶と呼ばれるようになりました。

「緑茶」と「煎茶」の違い

Photo byNipapun

  • 緑茶:不発酵茶。煎茶やほうじ茶など様々なお茶の総称。
  • 煎茶:摘採後蒸して酵素の働きを止め、揉みながら乾燥させ形状を整えたもの
という意味の違いがあります。

煎茶は緑茶の一種である、と覚えておきましょう。

「緑茶」と「煎茶」を使った例文

フリー写真素材ぱくたそ

例文

  • 緑茶の中でも玉露が好き
  • 煎茶の爽やかな香りが好き

関連する記事

記事ランキング