「不毛」の意味とは?意味や使い方を解説!

「不毛」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「不毛」の意味や使い方について解説していきます。

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不毛

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皆さんは「不毛」という言葉を知っていますか?

普段は使わなくても活字で見ることはあるかと思います。

今回は「不毛」の意味を紹介します。

「不毛」の意味とは?

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「不毛」とは「土地が痩せているせいで作物が育たないこと」「何の成果も進歩もないこと」という意味です。

「ふもう」と読みます。

「毛」という字が使われていますが「頭髪」の話ではありません。

「二毛作」という言葉を学生時代習いましたよね。

「毛」には「作物、草木」という意味があり「二毛作」は「1年に2回、同じ土地で違う作物を作る」という意味です。

ですから「不毛」は「作物が育たない」ということなのです。

似た言葉で「不作」という言葉がありますが、こちらは外的要因(天候や害虫など)によって作物が育たないことを指します。

それに比べて「不作」は土地に問題があり、外的要因が何もなくても作物が育たないことを指しますので違いに注意しましょう。

痩せている土地にいくら肥料をあげても、いくら手間暇かけて育てようとしても、作物は育ちませんよね。

「作物が育たない」という意味の「不毛」が転じて「何の成果もない」という意味の「不毛」ができました。

「不毛」の使い方・例文

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「作物が育たない」という意味の「不毛」は以下のような言葉で使われています。

不毛地帯、不毛な土地。

「何の成果もない」も言う意味の「不毛」は以下のような言葉で使われています。

不毛なやりとり、不毛な戦い、不毛な時間、不毛な論議、不毛な時間。

どの言葉も「意味のないことなんだな」とイメージできるかと思います。

例文

  • 例文・このテーマで話しても不毛な論議にしかならない。
  • 例文・砂漠は不毛地帯だ。

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