「同衾」の意味とは?意味や使い方を解説!

「同衾」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「同衾」の意味や使い方について解説していきます。

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同衾

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「同衾」とは

「どうきん」と読みます。
漢字で見たり書いたりする機会はほとんどありませんが、読み方を聞くと何となく聞いたことがあると思う方も多いのではないでしょうか。

今回は「同衾」の意味や使い方をご紹介いたします。

「同衾」の意味とは?

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「同衾」の意味

「同衾(どうきん)」とは、「ひとつの布団で一緒に寝ること」を表します。
一緒に寝ると言っても親子や友達の関係ではなく、男女、つまり性的な関係を持つことを表します。

「衾」という字は「ふすま」とも読むのですが、平安時代などに使われた布団のようなものを表します。
同じ「衾」で寝るという言葉が「同衾」となりますが、平安時代から「衾を同じくする」というと男女の交わりを意味していました。

「同衾」の類義語としては「共寝(ともね)」があります。
「共寝」も「一緒に寝る」ということで、男女の性交を意味します。

現代では性交する場所は布団の中に限りませんし、時間帯も夜だけではないことも多いでしょう。
しかし昔は夜に布団の中でしか性交は行われないという暗黙のルールがありました。
現代でも夜に性交することは、しばしば「同衾」と表現されています。

ちなみに布団の中ではない場所で行われる性交としては「青姦(あおかん)」があります。
これは野外で性行為を行うという意味で、「青」は「青天井」を意味します。

「同衾」の使い方・例文

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「同衾」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • キャバ嬢を口説き落として同衾することに成功した。
  • 彼女は若いくせに古い言葉を使う。
    同衾と言われて、最初は何のことかわからなかった。

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