「ユリ」の花言葉とは?意味や使い方を解説!  

「ユリ」の花言葉を解説します。「ユリ」は私たちの身近な花であり、その種類も豊富です。その分、花言葉も種類によって意味が変わってきます。より多くの花言葉の意味を知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「ユリ」の花言葉や使い方・例文を紹介します。

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「ユリ」

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ユリは、漢字で書くと「百合」と書き、ユリ目ユリ科ユリ属の植物で、アジアを中心に、ヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しています。

種子ではなく、球根によって子孫を残します。

100種類を超える品種があり、山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多いです。

日本にも15種ほど生息しており、代表的な種として、ヤマユリ、オニユリ、ササユリ、テッポウユリなどがあります。

ユリは東洋、西洋両方で古くから様々な形で人と結びつき、文化を形成してきました。

日本では古くは食用、薬用として利用されており、鑑賞されるようになったのは明治以降のことです。

西洋でも、聖書にも登場する花の一つであり、歴代のフランス国王の紋章や、現在のボスニアヘルツェゴビナの国旗、国章に使われています。

西洋、東洋双方で、美の象徴として使われる花なのです。

また、百合は女性の同性愛のことを意味することもあります。これは、男性の同性愛者のことを薔薇族と呼ばれることの対義語として使われるようになったと言われています。

「ユリ」の花言葉とは

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前述しましたが、「ユリ」にはいくつも種類や品種があります。そのため、主に「ユリ」の色毎に意味の異なる花言葉がいくつかあります。

「ユリ」ぜの花言葉には、「純粋」「無垢」「威厳」という意味があります。「ユリ」は聖母マリアに捧げられた花なので、「純粋」や「無垢」のシンボルということなのでしょう。

色毎の花言葉では、白い「ユリ」は「純潔」「威厳」、オレンジの「ユリ」は「華麗」「愉快」「軽率」、赤やピンクの「ユリ」は「虚栄心」、黄色の「ユリ」は「陽気」「偽り」の意味があります。

また、色ではなく種類別による花言葉では、「ヤマユリ」には「荘厳」、「オニユリ」には「賢者」「富と誇り」という意味があります。

他にも、「クロユリ」と呼ばれる「ユリ」も存在します。「ユリ」とはついていますが、分類上はユリ属の花ではありません。

その名の通り、色が黒いのが特徴の花です。そのためなのか、「クロユリ」の花言葉には、「呪い・復讐」という意味があるのです。

しかし、アイヌ民族の間では、「クロユリ」を好きな人の近くにそっと置き、相手がその「クロユリ」手にしたら結ばれるという言い伝えがあり、「愛・恋」という意味の花言葉もあります。

このように「ユリ」は色や種類によってたくさんの花言葉があり、同じ色の「ユリ」でも正反対の花言葉を持つことがある点が特徴です

「ユリ」を使った文章・例文

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最後に、「ユリ」を使った文章をいくつか紹介します。

例文

  • 例文 立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花。
  • 例文 彼女の美しさはユリの花のようだ。

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