「チューリップ」の花言葉とは?意味や使い方を解説!  

「チューリップ」の花言葉を解説します。知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「チューリップ」の花言葉や使い方・例文を紹介します。

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「チューリップ」

チューリップ」は、春を代表する花の一つです。

入園式や入学式、花壇に色とりどりのチューリップが咲いている光景が目に浮かびます。

チューリップ(学名ではTulipa)の語源は、トルコ語のtulipan(ターバン)。

チューリップとターバン、重なりあって丸まっている感じが確かに似ていますね。

コロンとしたかわいらしいチューリップは、暖かくなってきた気候とともに、心をうきうきさせます。

そんなチューリップの花言葉、あなたはご存知ですか?

「チューリップ」の花言葉とは

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チューリップの花言葉で代表的なものは「思いやり」です。

「思いやり」という花言葉は、チューリップの名産地であるオランダの伝承に由来します。

昔、美しい少女を射止めようとした3人の騎士が、家宝である王冠、剣、黄金を少女に贈り、プロポーズしました。

心優しい少女は思い悩み、花の女神フローラに、自分の姿を花に変えてほしいと願います。

女神フローラはその願いを聞き届け、少女の姿をチューリップに変えます。

少女が姿を変えたチューリップの、花は王冠、葉は剣、球根は黄金を意味します。

3人の騎士から1人を選ぶことができなかった少女の思いやりの気持ちが、花言葉として伝えられているのです。

チューリップは色によって、それぞれ違う意味の花言葉があります。

赤いチューリップは「愛の告白」「真実の愛」。

赤いチューリップには、チューリップの原産地であるトルコに伝わる伝承があります。

恋人の死を知った王子が自らも身を投げ、その王子の血だまりから赤いチューリップが咲いたというものです。

悲しい物語ですが、情熱的ですね。

ピンクのチューリップは「愛の芽生え」「誠実な愛」。

黄色いチューリップは「実らぬ恋」「名声」。

望みのない恋、名声高き届かぬ人、といったところでしょうか。

白いチューリップは「失われた愛」「新しい愛」。

愛は失われると、また新しく生まれるということを意味しています。

紫のチューリップは「永遠の愛」。

愛の告白というよりは、理解しあった大人のカップルに似合いそうです。

プレゼントにチューリップを贈るなら、ぜひ花言葉の意味も添えてみてください。

ちなみに、チューリップの英語での代表的な花言葉は「perfect lover(理想の恋人)」「fame(名声)」です。

それぞれ、赤いチューリップと黄色いチューリップのイメージと重なります。
 

「チューリップ」を使った文章・例文

フリー写真素材ぱくたそ

チューリップを使った文章を紹介します。

春の花チューリップは、新しいスタートをきる子どもたちをイメージする花でもあります。

色など気にせず、童謡のように「どのはなみてもきれいだな」と愛でても良いのかもしれません。

「あか、しろ、きいろ」、どのチューリップもきれいでかわいらしいですからね。

例文

  • ペルシャ(現在のイラン)では、プロポーズのときに赤いチューリップを渡す慣習があった。

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