「アジサイ」の花言葉とは?意味や使い方を解説!  

「アジサイ」の花言葉を解説します。知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「アジサイ」の花言葉や使い方・例文を紹介します。

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「アジサイ」

アジサイ」は、梅雨の時期の風物詩。

日本人なら誰でも、雨や傘と一緒にアジサイの花をイメージするのではないでしょうか。

アジサイは咲きながらにして、花色を変化させます。

言ってみればそれは老化現象なのですが、「秋色アジサイ」といわれる姿を楽しむ人も増えています。

また、アジサイは土壌によって花色を変える性質があり、年ごとに色が変化したりもします。

これらの性質から、アジサイは別名「七変化」と呼ばれています。

そんなアジサイの花言葉、あなたはご存知ですか?

「アジサイ」の花言葉とは

フリー写真素材ぱくたそ

アジサイの花言葉は、昔と今とでは違いがあります。

昔よく言われていたアジサイの花言葉は、「移り気」「冷淡」

花色が変わることに由来しています。

ほかには「無常」「あなたは美しいが冷淡だ」という、冷酷な女性のようなイメージの言葉もあります。

そもそもアジサイは、江戸時代には「ユウレイバナ」と呼ばれ、あまり好かれていなかったのです。

酸性の土壌が多い日本では、青い花を咲かせるアジサイが多いです。

そのため、ひんやりと冷たい雰囲気でとらえられていたのでしょう。

その、ちょっと霊的な、または冷酷なイメージからか、軒下に吊るすと魔除けになるとされていました。

日本では人気のなかったアジサイでしたが、ヨーロッパに伝わると、「東洋のバラ」と言われ脚光を浴びます。

品種改良され可憐に変化し、日本に逆輸入で戻ってきたのが西洋アジサイです。

もともとあったガクアジサイと違い、丸くぼんぼりのように咲く西洋アジサイは、日本でも人気を得ます。

このころ新しく生まれた花言葉は「家族団らん」

小さい花がたくさん集まって咲いている様子に由来します。

アジサイの花言葉は、ポジティブな意味を持つようになったのです。

また、たくさんの色がある花あるあるですが、アジサイも色ごとに花言葉を持っています。

日本でよく見る青いアジサイの花言葉は「辛抱強い愛情」。

長い梅雨の時期、雨に濡れながらけなげに花を咲かせる様子に由来します。

ピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」。

ヨーロッパに多い、濃いピンクのアジサイに由来します。

赤やピンクのアジサイが多く咲くヨーロッパでは、アジサイはカラフルな花という位置づけなのです。

白いアジサイの花言葉は「寛容」。

白いアジサイは、遠くからでもハッと目を引きます。

その清らかさが、アジサイの丸いフォルムと重なって、広くて優しい心をイメージさせるのでしょう。

また、日本が原産地であるガクアジサイも、花言葉を持っています。

ガクアジサイの花言葉は「謙虚」。

西洋アジサイに比べ、少ない花の数(正確には花を囲むガクの数)で咲くガクアジサイの、謙虚な姿を表しています。

華やかな西洋アジサイ、控えめなガクアジサイ、どちらにも良さがあります。

「アジサイ」を使った文章・例文

Photo by 持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)

アジサイを使った文章を紹介します。

初夏は、アジサイを観に行くのはいかがでしょうか?

例文

  • 白いアジサイは、丸いフォルムがブーケになじんで、ジューンブライドを可憐に演出してくれます。

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