「梅(ウメ)」の花言葉とは?意味や誕生花を解説! 

「梅(ウメ)」の花言葉を解説します。知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「梅(ウメ)」の花言葉や使い方・例文を紹介します。

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「梅(ウメ)」

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梅(ウメ)」はまだ寒い2月頃に花を咲かせる、可憐な花です。

梅園を訪れたときの良い香りには、うっとりしますね。

梅を誕生花とするのは、1月3日、1月11日(白梅のみ)、2月1日、2月7日、10月24日です。

梅の花言葉を紹介します。

「梅(ウメ)」の花言葉とは

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「梅(ウメ)」の花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」です。

「上品」「高潔」は、梅の姿の奥ゆかしさ、凛とした美しさからついた花言葉です。

中でも、白梅の花言葉はズバリ「気品」です。

言葉が表す通りの「気品」がただよう姿を、私たちに見せてくれます。

「忍耐」という言葉は、寒さに耐えて花を咲かせる様子からきています。

西郷隆盛が、イギリスに留学する甥に贈った「雪に耐えて梅花麗し」という言葉があります。

この言葉は、雪の寒さに耐えるからこそ、梅の花は一層美しく咲く、という意味です。

人間も同じように、困難を乗り越えてこそ偉大なことを成し遂げられるのだ、という意味をこめ、甥を応援したのです。

季節がら、受験生にもよく贈られるメッセージです。

「忠実」という花言葉は、「飛梅伝説」と呼ばれる伝説からきています。

学問の神様として有名な菅原道真は、太宰府天満宮にまつられています。

道真にとって大宰府は、政争に負けて左遷された土地です。

左遷が決まったとき、道真は、京都の自宅の庭にある梅・松・桜との別れをひときわ惜しみました。

「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」とは、悲しむ道真が詠んだ歌です。

梅の花よ、春風が吹いたら匂いをここまで届けておくれ。私がいなくなっても春を忘れず咲くのだぞ。という意味です。

この歌への返答として、なんと梅の木は空へ飛び立ち、道真が左遷された太宰府に降り立ちました。

この伝説が「忠実」の花言葉の由来です。

太宰府天満宮は梅の名所ですが、その本殿の前、向かって右にある梅の木が、京都から飛んできた伝説の梅といわれています。

「梅(ウメ)」を使った文章・例文

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「梅(ウメ)」を使った文章を紹介します。

寒い早春の季節、梅が咲いていたら、ぜひ甘い香りも楽しんでください。

例文

  • 縁起が良くおめでたいものの象徴として、松竹梅がよく使われる。

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