「御意」の意味とは?意味や使い方を解説!

「御意」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「御意」の意味や使い方について解説していきます。

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御意

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「御意」

昔の言葉のイメージが若干ありますかね。

私の知る意味としては、目上の方の考えや意向に賛同する。ではないでしょうか。

今回は「御意」の言葉の意味について御紹介させていただきます。

「御意」の意味とは?

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「御意」の意味とは
読み方は(ぎょい)

短い言葉であるためアクセントやイントネーションに困る方もおられる言葉の様ですが、アクセントは「ぎょ」にあります。

「ごい」「おんい」等と読んでしまう方が稀に居ますが読み違いで「御意」の読み方は「ぎょい」です。

漢字から意味を理解してみますと。
「御」は「おん」「ご」とも読む字で、人を尊敬する意味があり。
「意」は「い」「おもう」と読む字で、人の心の動き意向や物事の意味となります。

上記の説明から「御意」は「目上の人の意見意向=御意見」という意味の言葉と理解ができます。
人が意識的に作り上げた言葉ではなく。
そのため言葉の由来が明確にはなっておりません。

「御意」が使われ始めたのは、鎌倉時代以降と言われており江戸時代では一般的に認識され使われていました。
基本としましては御役人さん以上の立場の方が使っていた言葉で当時の一般町民の間では使われていない言葉です。

現代では、主にビジネスで目上の方に向けて使われ意向を理解したと言った意味で使う事があります、映画や小説の影響もあり気兼ねのない付き合いをしている者同士で「御意」を使うこともある言葉でもあります。気兼ね無い仲間との使用時は冗談もまざった言葉とも取られています。

「御意」の使い方・例文

今回の件はいつも通り頼むよ。
御意に。

あれ、この間の話はおさめたはずだよね。
御意の通りに。

明日、開店から行こっか!
御意!!

等の使い方があります。

例文

  • 例文 ご意向通りにと、あの方に伝える際には御意にって。長い話は嫌うから。
  • 例文 人の考えを理解出来たかって聞かれて。御意って言ったらふざけてるのかって。

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