「独身貴族」の意味とは?意味や使い方を解説!

「独身貴族」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「独身貴族」の意味や使い方について解説していきます。

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独身貴族

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独身貴族」という言葉を耳にしたことがありますか?

最近はあまり使われなくなった言葉ですが、知っておくとテレビ番組や雑誌、本などで出てきたときにスムーズに話題についていくことができます。

この記事では、「独身貴族」という言葉の意味と使い方についてお伝えしていきます。
 

「独身貴族」の意味とは?

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「独身貴族」は、未婚で、経済的に自立していて、稼いだお金も時間も全て自分のために使える人を意味する言葉です

この言葉には、羨ましさを込めて呼ぶ意味合いと、自嘲も含めて皮肉の意味を込めて呼ぶ意味合いの2つのパターンがあります。

独身貴族という言葉が使われだしたのは、1977年頃からと言われています。

高度経済成長期が終わって数年経ったこの時期に、家族を養うために給料を稼ぐというライフプランを疑問視する人々が現れました。

それが「独身貴族」です。

結婚や家庭が自分の財産や時間を搾取し、自由を束縛する「しがらみ」となっているのだという考えから、結婚することを拒否し、自由を謳歌しようという人たちです。

これはあくまで男性の場合ですが、近年は女性もまた、家庭内の主婦役割を引き受けること、自由を束縛されてしまうことに躊躇いを感じ、「独身貴族」を続ける人も少なくありません。

2013年にはテレビドラマ「独身貴族」が放送されていますが、ここ最近は「未婚」はよりシビアな問題として語られるようになりました。

年々増加傾向にある日本の未婚率はニュースなどでも報じられ、「おひとりさま」として孤独な老後を迎える不安から「婚活」志向も強くなってきているのが現状と言えるでしょう。

「独身貴族」の使い方・例文

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ここでは「独身貴族」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 「独身貴族」を気取っていた私ですが、ついに彼との結婚を決めました。
  • 独身貴族の生活が快適すぎて、結婚する必要性を感じない。

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