「買いかぶる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「買いかぶる」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「買いかぶる」の意味や使い方について解説していきます。

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買いかぶる

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日常会話でも「買いかぶる」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

きちんとした意味や由来を知っていますか?

今回は「買いかぶる」の意味を紹介していきます。

「買いかぶる」の意味とは?

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「買いかぶる」とは「人物を過大評価する」「品物を価値以上の値段で買う」という意味です。

「買い被る」と漢字で書きます。

元々は「物を実際の相場より高く買ってしまいその損害を被る」という意味で使われていました。

「被る(かぶる)」というのは「被る(こうむる)」と同じ意味で悪いことを背負うという意味です。

ところが明治時代より意味が変化してきて「損害を被る」という意味がなくなり今の意味で使われるようになりました。

確かに元々の意味を知ると言葉や漢字の成り立ちに納得してしまいますよね。

では使い方を見ていきましょう。

「買いかぶる」の使い方・例文

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自分のことを評価されて、謙虚な気持ちや卑下する気持ちが湧いた時に使います。

「私のことを買いかぶってますね。」

「そんなに買いかぶらないでくださいよ。」

など、「そうでしょう。私はすごいでしょう。」と言わないところが日本人らしいですね。

また「買いかぶる」もすでに過大評価ですが、それをさらに上回る過大評価の時には「買いかぶりすぎ」という言葉を使います。

先程と同じく「それは私を買いかぶりすぎです。」と言うようにへりくだった意味で使います。

また、他人に対しては少々批判的に使われることも多いです。

「部長は山田さんを買いかぶっていると思う。」

これは山田さんはそこまで過大評価するほどの人物ではないのに、という意味で使われています。

プラスの意味で言われることはまずないでしょう。

例文

  • 例文・下田さんはあんなに買いかぶるほどの人物ではない。
  • 例文・そんなにほめるなんて買いかぶりすぎですよー。

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