「適宜」の意味とは?意味や使い方を解説!

「適宜」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「適宜」の意味や使い方について解説していきます。

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適宜

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英語で「適宜」「相応しい」を表す言葉は「appropriately」です。

「appropriately」は「適切」「相応」という意味を持つ「appropriate」の副詞系となり、どのような文章でも使える幅のある一語です。どの位置に副詞を置いてよいか困った時は、文章の最後に置くようにしましょう。

その他、相応しいより、やや正確さを求めるニュアンスを強めたいなら「correctly」「properly」、逆に緩めたなら「as you like」「whatever(whenever) it suits you」などもも使えます。状況に合わせて適語を選ぶようにしましょう。

「適宜」の意味とは?

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「適宜」には 二つの意味があります。

①「その状況に応じて、適切に判断し行動すること」という意味です。

言葉の成り立ちは次の通りです。

  • 「適」:ふさわしい。あてはまる。
  • 「宜」:よい。都合がよい。

このふたつが合わさって、「状況によく合っていること」が「適宜」の持つ意味にになります。

日常でよく使われる、和製英語でいうところの「ケースバイケース」の意味に近いです。

②「自分なりに適していると考える行動をする」という意味です。

「適宜~する」という形で使います。



 

「適宜」の使い方・例文

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「適宜」は、一般的に「適宜~する」、口語では「適宜、お願いします」などのように、動詞と組み合わせて使わることがほとんどとされています。

「適宜」は、ものごとや状況が変わり得るビジネスシーンにおいてはとても便利な言葉です。「その時に適した」「その場の状況に合わせて」という意味を持つ「適宜」を文章に用いれば、意味合いにもグンと幅が出てくることでしょう。

「適宜」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文①
    取引先へは適宜訪問してコミュニケーションを図るように心がけましょう。
  • 例文②
    お昼休みは適宜とるようにしています。

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