「百も承知」の意味とは?意味や使い方を解説!

「百も承知」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「百も承知」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

百も承知

Photo byniekverlaan

「百も承知」とは

ドラマや映画だけでなく、日常会話でもよく使われる言葉ですので見聞きしたことがある方がほとんどではないでしょうか。
ただ、あまりに普通に使い過ぎていて具体的な意味を知らない方もおられるかもしれません。

今回は「百も承知」の意味や成り立ち、使い方などを詳しくご紹介いたします。

「百も承知」の意味とは?

Photo byGiselaFotografie

「百も承知」の意味

「百も承知」とは「言われるまでもなく分かりきっていること」という意味の言葉です。
「百」という数字には昔から「数が多いこと」という意味があるのですが、これを「承知」につけることで「数が多い状態まで分かりきっている」→「非常によくわかっている」という意味となっています。

日本においてかなり古くから使われている言葉なので詳細な語源はわかっていませんが、江戸時代の古典落語に登場している記録がありますので、少なくともその時には使われていたとされています。

ちなみに「百も承知」は「百も承知二百も合点」と表現されることもあります。
「二百も合点」には特に大きな意味は無く、百よりも大きい数を付けることで「さらによくわかっている」というニュアンスです。
語感が良いためこの状態で定着したと思われます。

「百も承知」の類語としては、「合点承知の助」「重々理解している」「先刻承知」などがあります。
どれも「よくわかっている」という意味で、どれを使うかはその場面の雰囲気で決めて良いでしょう。

「百も承知」の使い方・例文

フリー写真素材ぱくたそ

「百も承知」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • これを受け取ったら従わなければならないのは百も承知だ。
  • あ…これは怒られることですね。はい、百も承知しております。

関連する記事

記事ランキング