「疲弊」の意味とは?意味や使い方を解説!

「疲弊」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「疲弊」の意味や使い方について解説していきます。

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疲弊

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「疲弊」とは

「ひへい」と読みます。
耳にしたことは何度もあると思いますが、漢字で書く機会はあまりないですね。
読む時も一瞬戸惑った方が多いのではないかと思います。

ただよく使う言葉なのは間違いないですので、ここで意味をしっかり知っておくと役立つはずです。
今回は「疲弊」の意味や使い方を詳しくご紹介いたします。

「疲弊」の意味とは?

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「疲弊」の意味

「疲」は「つかれる」「おとろえる」、「弊」には「わるい」「ぼろぼろになる」というような意味があります。
この二つの漢字を組み合わせたのが「疲弊」で、意味としては「疲れて弱る」「経済的な勢いや活気がなくなる」というようなものとなります。

「疲れて弱る」のほうは最初から想像がついていた方もおられるかもしれませんが、経済面についても「疲弊」と表現する場面もあるのは少し以外ですね。
例えば「国力が疲弊する」のように、大きな意味での経済が低下した時に疲弊という言葉が当てられます。
個人の家庭の経済については「火の車」のほうが適した表現と言えるでしょう。

疲弊の類語としては「消耗」「疲労困憊」などが挙げられます。
両方とも「疲れ果てる」というような意味の言葉ですが、こちらには経済面の意味は含まれません。
経済の低下を表したい時には「疲弊」を使ってください。

「疲弊」の使い方・例文

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「疲弊」を使った例文をご紹介します。

例文

  • 毎日部活の朝練が続き、そろそろ部員全員が疲弊してきた。
  • コロナウィルスの影響で全世界の経済が疲弊している。
    しかし必ず回復する日が来ると信じている。

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