「内助の功」の意味とは?意味や使い方を解説!

「内助の功」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「内助の功」の意味や使い方について解説していきます。

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内助の功

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内助の功」という言葉を知っていますか?

読み方は「ないじょのこう」です。

昔からある言葉であり、今の時代にはそぐわない言葉かもしれません。

しかし逆に、今の時代こそ、内助の功のおかげで家庭生活が成り立っているともいえます。

内助の功の意味と使い方を紹介します。

「内助の功」の意味とは?

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「内助の功」とは、外で働く夫を、陰で支える妻の功績のことです。

夫が家庭を持ちながら仕事で成功するには、それを陰で支える、妻の功績が必要なことが多いです。

しかし現在、妻の多くは、仕事を持っています。

今の世の中では、内助の功は消えてしまったのか?

いいえ、多くの妻は、仕事を持ちながら夫を支えています。

妻が仕事を持ちながらも育児や家事をこなしているおかげで、夫が仕事に集中できる場合も多いでしょう。

これが現代の内助の功の形です。

内助の功という言葉は、戦国武将である山内一豊の、妻の千代に由来します。

千代は、嫁入りの際の持参金を使い、夫である山内一豊のために高価な名馬を買いました。

この馬が織田信長の目に留まり、山内一豊は出世することができたのです。

このエピソードは有名であり、大河ドラマ「功名が辻」は、この夫婦を題材に描かれました。

しかし、オチがあります。

このエピソードは、江戸時代の学者である、新井白石によってまとめられたものです。

しかし、山内家に残る資料には、このエピソードにまつわる記録が無いのだそう。

有名なエピソードですが、裏付けはとれていないのです。

「内助の功」の使い方・例文

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「内助の功」を使った例文を紹介します。

夫も妻も忙しい世の中です。

家庭において、内助の功を発揮できる奥さんは、大変貴重な存在ですよ。

例文

  • 例文 研究者である父が仕事に没頭できるのは、母の内助の功あってのことだろう。
  • 例文 「私に内助の功を求めないで!」と、妻にキレられてしまった。

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