「準ずる」の意味とは?意味や使い方を解説!

「準ずる」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「準ずる」の意味や使い方について解説していきます。

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準ずる

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「準ずる」

意味は従う、なぞらえる、のっとる等の意味と理解していますが。

本当かと、聞かれて100%間違い無いとは言えません。

今回は「準ずる」の言葉の意味を御紹介させていただきます。

「準ずる」の意味とは?

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「準ずる」の意味とは
読み方(じゅんずる)

ある根拠に従う。のっとる正規なものにならう。なぞらえる。という意味です。

「準じる」と言い方が異なるだけで同じ意味で使います。
どちらを使っても間違いではありません。
「規定に準じる」「規定に準ずる」という様に使い。

「この規約に準じる」という使い方であれば、「これは規約にのっとるもの、従うもの」という意味になり、規約を基準として実施した対応です。

「国家に準ずる組織」であれば、
「国家をなぞらえた組織」となり、「国家にならった組織」となります。
正式ではない意味で「準ずる」を使います。
「準優勝」、「準急」もこの意味です。

「準」は「なぞらえる、のっとる」という意味の漢字で。
語源は「水平を計る道具の"みずもり"」を表す漢字。
その役割から「よりどころにするもの」の意味となりました。
それを参考にして作ったものの意味にもなります。

「準優勝」は「成績を優勝になぞらえる」という意味で、「優勝と同格とみなす」しかし「優勝ではない」2位を意味します。

「準急」は「準急行列車」の略で、「急行」よりも停車駅が多い列車。
正規なものにならったものの一つ格下という意味で考えて下さい。

「準ずる」の使い方・例文

社内規定に準ずる。

お客様の意向に準ずる対応。

法律に準ずる。

等の使い方があります。

例文

  • 例文 室内または、これに準ずる場所。
  • 例文 退職金の支給は勤続年数に準ずる。

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