「蚊帳の外」の意味とは?意味や使い方を解説!

「蚊帳の外」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「蚊帳の外」の意味や使い方について解説していきます。

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蚊帳の外

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皆さんは「蚊帳の外」という言葉をしっていますか?

日常生活で耳にすることもある言葉ですよね。

今回は、「蚊帳の外」の意味を紹介していきます。

「蚊帳の外」の意味とは?

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「蚊帳の外」とは「「話に入れないような状況に置かれること」「無視される」という意味です。

「かやのそと」と読みます。

「蚊帳」とは昔はどの家にもあったものです。

網目状の天幕で、布団を囲うように使います。

網は蚊を通さないほどの細かさで今のように網戸のない時代に使われていました。

「蚊帳」の中にいると蚊に刺されないで眠れるというとても便利なものです。

「蚊帳」の外にいると蚊に刺されてしまいます。

このことから「蚊帳の外」という言葉が生まれました。

「蚊帳の外」の使い方・例文

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「蚊帳の外」は一対一の関係の時は使いません。

集団がある時に、一人だけ「入れていない」状況でネガティブな意味で使います。

会社で「情報を共有してもらえてない」時や「話し合いに関与できない」時に疎外感を感じますよね。

クラスで無視されてしまい、自分だけ孤立してしまうこともあります。

そこまで大げさではなくても、友人との会話で友人同士が盛り上がり、自分は一言も発言できない状況もあります。

どちらも「蚊帳の外」の状態です。

類語には「仲間はずれ」「村八分」「爪弾き(つまはじき)」があります。

いずれも多少なりとも悪意を持った言葉になります。

しかし「蚊帳の外」は意図せずとも仲間はずれ状態になっている可能性を含んでいます。

類語とはいえ、少しニュアンスが変わってくるので注意しましょう。

例文

  • 例文・さっきの会議の間ずっと私は蚊帳の外だった。
  • 例文・友達が好きな芸能人の話で盛り上がる間私は蚊帳の外だった。

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