「操(みさお)」の意味とは?意味や使い方を解説!

「操(みさお)」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「操(みさお)」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

操(みさお)

Photo by 小甜腥

「操」(みさお)という言葉をご存知ですか?

どことなく古風な響きのあるこの言葉を聞いたことがあるという人も、実際に使ったことは少ないのではないでしょうか。

この記事では、「操」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。
 

「操(みさお)」の意味とは?

Photo bydadaworks

「操」は、「困難や誘惑に負けず、自分の意志を貫くこと」もしくは「女性の貞操」を意味する言葉です

また、「上品で雅やかなこと」を意味することもあります。

最もよく使われるのは、「女性の貞操」という意味での「操」でしょう。

「操を貫き通す」と言うときは、ほとんど女性に対して使われます。

それでは、「女性の貞操」とはどういう意味なのでしょうか?

「貞操」とは「純潔」に近いものと考えてよいでしょう。

「純潔」とは、精神的な節制を保つことを意味する言葉です。

狭義には、男女関係において結婚によって配偶者になった者以外との性的関係が無い状態を指します。

この「純潔」を、道徳的見地から維持することを貞操(ていそう)と呼びます。

また、単純に肉体関係の有無だけでなく、配偶者以外の異性に懸想せず、一途に配偶者のみを愛し続けることを指す言葉でもあります。

「操」は、この「貞操」とほぼ同義で使われる言葉で、特に女性が守るべき「貞操」を「操」と言います。

殿様キングスの「なみだの操」という歌には、「あなたのために守り通した女の操/今さら他人(ひと)に捧げられないわ」という歌詞がありますが、男性の心変わりを不安に思う女性の一途さが表現されています。

「操(みさお)」の使い方・例文

Photo by gwaar

ここでは「操」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 女の操を守り通すことを何よりも大切にして生きてきた。
  • あの人は操が固い、いまどき珍しい大和撫子だ。

関連する記事

記事ランキング