「青田買い」の意味とは?意味や使い方を解説!

「青田買い」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「青田買い」の意味や使い方について解説していきます。

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青田買い

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「青田買い」とは

ビジネス用語としてよく使われる言葉ですね。
また卒業前の学生さんにとってもよく聞く言葉なのではないでしょうか。

しかし何気なく使っている方々は、青田買いの意味を理解して使っていますか?

ビジネスの場で使う言葉だからこそ、しっかり意味を知ってから使いこなしていきましょう。
今回は「青田買い」の意味や成り立ち、使い方を詳しくご紹介いたしますのでぜひご参考ください。

「青田買い」の意味とは?

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「青田買い」の意味

「青田買い」とは「収穫の量を見越して先んじて買っておくこと」という意味の言葉です。
いわゆる「先物取引」ですね。

「青田買い」を一番よく使うのは新入社員の採用活動の現場です。
学生たちが社会に出る前に採用の内定を出し契約を結ぶ行為の事を「青田買い」と表現します。

「青田買い」の言葉の由来は、「田んぼにおける稲」です。
「青田」とは田んぼに生えている稲が熟しておらず緑色(青色)の状態を表します。
青田の状態を見ればその年の収穫量がわかりますので、収穫に先駆けて売買契約を結んでおきます。
これを「青田買い」と言い、人や物における先物取引という意味に転じていきました。

ただし青田買いをしても必ずしも成功するとは限らず、例えば田んぼであれば台風などで収穫量が減る可能性がありますし、卒業前の学生との契約においても、単位が足りずその年度で卒業できずに内定が取り消しになる場合もあります。
青田買いをする時には先を見通すスキルが求められるのです。

「青田買い」の使い方・例文

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「青田買い」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 就職活動の時期には我が社の青田買い専門の部署が大活躍する。
  • これからできる不動産物件を青田買いするかどうか迷うが、売れてしまってからでは後悔するだろう。

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