「狡猾」の意味とは?意味や使い方を解説!

「狡猾」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「狡猾」の意味や使い方について解説していきます。

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狡猾

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「狡猾」とは

「こうかつ」と読みます。

あまり良いイメージが無い言葉なので深く考えてみたことがある方は少ないかもしれませんね。
しかし言葉というものは、改めて味わってみると新しい発見があるものです。

今回は「狡猾」の意味や成り立ち、使い方や類語などを詳しくご紹介いたします。

「狡猾」の意味とは?

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「狡猾」の意味

狡猾(こうかつ)は、「悪賢い」「ずるい」という意味の言葉です。
「狡」という字は身をかわして逃げる獣を意味していて、これを「みだれる」という意味の「猾」と合わせることによって、「獣が動いてルールを乱す」=「悪賢く動く」というような意味になっていったとされています。

「狡猾」という言葉は「悪賢い」「ずるい」という意味しかありませんので、基本的には悪い状態を表しています。
しかし最近は、女性が恋の駆け引きをするような場合に「狡猾」という言葉を使い、「可愛い」状態を表現することもあるようです。

「狡猾」の類語として「老獪(ろうかい)」があります。
老獪も「ずる賢い」という意味の言葉なのですが、このふたつを合わせて「狡猾老獪」とちう四字熟語があります。

「狡猾老獪」は悪賢い状態がさらに重なり、「経験豊富で悪賢い」というような意味になります。
老獪の「老」の部分に熟達の意味がありますので「経験豊富」という意味が入ってくるわけです。

「狡猾」の使い方・例文

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「狡猾」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 最近の野良猫は狡猾な方法でエサを取りに来るようになった。
  • 子供の頃から悪賢かった幼馴染に再会したのだが時を重ねてさらに悪賢さが増し、今は狡猾老獪という感じになっていた。

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