「興が乗る」の意味とは?意味や使い方を解説!

「興が乗る」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「興が乗る」の意味や使い方について解説していきます。

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興が乗る

皆さんは「興が乗る」という言葉を知っていますか?

あまり日常会話では耳にしないかもしれません。

文学などでは使われる「興が乗る」の意味を紹介します。

「興が乗る」の意味とは?

「興が乗る」とは「面白さに心が浮かれて夢中になる」「面白くなって夢中で何かをする」という意味です。

「きょうがのる」と読みます。

何かを見ていたり、したりするうちに「面白い」という気持ちが高まって夢中になる様子を表します。

「興が乗る」の使い方・例文

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そもそも「興」という漢字には「面白く思う、楽しみ、面白み」という意味があります。

「興」という漢字が使われた言葉をいくつか紹介します。

「座興」は宴会などで行われるちょっとした戯れのことです。

「座」っていながらの「興」があること、ですね。

立っていることもありますが本気でないところに「座」と言う漢字がぴったりです。

「興に乗る」は面白く感じて行動してみることです。

「興が乗る」はすでにそのことが始まっていて夢中になる様子を表しますが、「興に乗る」は面白いと感じてから行動が始まりますので少しニュアンスが違いますね。

また「興が湧く」という言葉もあります。

こちらは「面白さを感じる、興味を抱く」という意味であり、行動する前の気持ちを表します。

また「興が乗る」の反対の意味で「興がさめる」という言葉があります。

「興がさめる」は今まで面白いと感じていた気持ちが一気に冷めてしまう様子を表します。

日常会話でも「興ざめ」という言葉を聞いたことはありますよね。

これは「興がさめる」が略された言葉になります。

例文

  • 例文・皆で歌っていたら興が乗って踊り始めた。
  • 例文・縫い物をしていたら興が乗って夜中まで縫い物をしていた。

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