「贖罪」の意味とは?意味や使い方を解説!

「贖罪」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「贖罪」の意味や使い方について解説していきます。

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贖罪

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贖罪」という言葉をご存知ですか?

難しい印象のある言葉ですが、小説や映画などに出てくることも多く、日常生活の中でもニュース報道など改まった場面で使われることの多い言葉です。

「贖罪」という言葉を知ることで、語彙力を高めて、表現の幅を広げることができるかもしれません。

この記事では、「贖罪」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「贖罪」の意味とは?

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「贖罪」は、「しょくざい」と読み、「罪を贖う(あがなう。何か犠牲を払ったり善行を積んだりすることで償いをする)こと」を意味する言葉です

具体的には、「金品を差し出すことや善行を積むことなどによって、自分の犯した罪や過失を償うこと」あるいは、「キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義」を意味します。

「贖罪」という言葉は、「罪滅ぼし」「罪の償い」という意味で用いられるのが一般的ですが、キリスト教の教義に由来するキリスト教用語として使われることからもわかるように宗教的な「罪」からの救済という意味合いが強いです。

宗教的な意味で使われる場合は、個人の具体的な罪に対する償いというよりは、より大きい存在(たとえば人間全体)の原罪ともいうべき罪を贖うような代価を払う(犠牲となって命を失う、など)ことを意味します。

たとえば、旧約聖書で人間の罪の贖いに捧げられる生贄の羊は「贖罪羊」(スケープゴート)と呼ばれます。
 

「贖罪」の使い方・例文

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ここでは「贖罪」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 彼を裏切ったあの日から今日まで贖罪のために生きてきたと言っても過言ではない。
  • 「贖罪」は、キリスト教を理解する上で重要な概念である。

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