「昇華」の意味とは?意味や使い方を解説!

「昇華」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「昇華」の意味や使い方について解説していきます。

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昇華

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昇華」という言葉は理科や化学の授業で習うほか、比喩的に日常生活でもよく使われる言葉です。

さらに精神分析の用語として独自の意味を持っています。

それぞれの意味を理解し、正しく言葉を使うことで、理解力を深めて表現の幅を広げましょう。

この記事では、「昇華」という言葉の意味と使い方をお伝えしていきます。

「昇華」の意味とは?

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「昇華」は 、「物事が一段上の状態に高められること」という意味の言葉です

「趣味で始めたことを一生の仕事に昇華させる」や、「これまでの経験を昇華させて最高のプレーを見せてくれた」のように、人が主語の場合は「……を(〇〇に)昇華させる」という形にするのが一般的です。

化学用語としては「固体が、液体を経ずに直接気体になること」という意味で使われます。

たとえば二酸化炭素の場合は、常温の環境においては個体(ドライアイス)から液体にならずに直接気体になります。

これを「昇華」と呼びます。

また気体になった後再び固体に戻ることを指す場合もあります。

また、精神分析の用語として使われるときは、性的エネルギーや他者を攻撃するような欲望が、性目的とは異なる学問・運動競技・芸術・宗教などの活動に置換されることを意味します。

そのまま表出することがはばかられる欲望を別の表現を通じて発散する心理的メカニズムを指した言葉です。

「昇華」の使い方・例文

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それでは、「昇華」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • ドライアイスは常温で昇華する。

  • 失敗した経験を成長へと昇華させることができれば理想的だ。

  • 行き場のない性的な衝動をこの作品に昇華させた。

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