「愚鈍」の意味とは?意味や使い方を解説!

「愚鈍」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「愚鈍」の意味や使い方について解説していきます。

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愚鈍

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「愚鈍」

という言葉に出会ったことはありますか?

日頃は、あまり耳にしない「愚鈍」という言葉ですが、漢字一字ずつを見てみると、多くの方がその意味について判断できるのではないかと察します。

今回はそんな「愚鈍」の意味や使い方についてご紹介させていただきます。

「愚鈍」の意味とは?

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「愚鈍」の意味とは

「頭の回転が遅く、愚かで何をやらせても行動がのろま」という意味です。

「愚鈍」の由来は

「愚」は「禺」と「心」からなり、「禺」は、猿に似たなまけものの類の象形文字で、不活発で愚かでにぶいという意味を表わします。また、心の働きがのろまで、愚かの意味も表わします。

「鈍」は「金」と「屯」からなり、切れ味の悪い金属という意味から、同様に、にぶいという意味を表わします。

「愚鈍」の使い方を少しご紹介致します。

「愚鈍」の例文 
差別用語になる場合もあります。

愚鈍が物知り顔で街を闊歩している。
愚鈍な人間ども
主に、小説など文章上に出てくる言葉であり、会話に用いられることは少ないでしょう。なお、この「愚鈍」という言葉は用いられ方によっては、差別用語となるため、放送業界では自主的に使用を控えています。

類語として「遅鈍」や「愚昧」などがあります。

「愚鈍」の使い方・例文

愚鈍すぎる。判断力もない。取り柄はあるのか?

愚鈍なまでに正直な男だ。

なるべく、気付かれない様に愚鈍に日常生活を送っている。
 

例文

  • 例文 愚鈍な人間の集まりだ。
  • 例文 愚鈍な私の頭。

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