「喧伝」の意味とは?意味や使い方を解説!

「喧伝」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「喧伝」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

喧伝

フリー写真素材ぱくたそ

「喧伝」とは

「けんでん」と読みます。
「けいでん」もしくは「せんでん」と読む方もおられるのですが、どちらも誤りです。

正しくは「けんでん」ですので、まず読み方をしっかり覚えてください。

「喧伝」という言葉は時々耳にしますが、具体的な意味を知っている方はあまりおられないと思います。
今回は「喧伝」の意味や使い方をご紹介いたしますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「喧伝」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「喧伝」の意味

「喧伝(けんでん)」とは、「盛んに言いふらすこと」もしくは「ことさらに言い広めること」という意味の言葉です。

「喧」という文字には「やかましい」という意味があります。
つまり「喧伝」は、「やかましく伝えること」となります。
単に言いふらすだけでなく、ことさらにやかましい、わざと言い広める状態が「喧伝」です。
 

文字が似ていますが「宣伝(せんでん)」は、CMのように商品をPRする行為です。
「喧伝」とした場合は販売促進の意味はなく、どちらかというと悪評を広めるような意味となります。

「喧伝」を表す外来語として近いものに「プロパガンダ」があります。
プロパガンダは政治的な思想を広める行為で、通常情報戦、心理戦、宣伝戦のような言葉と同義です。
「喧伝」も政治的な主張を広く伝えるために、スピーカーやマイクなどを使って街中で大きな声で人々に知らせるような、そういったイメージをしていただくとわかりやすいかと思います。
 

「喧伝」の使い方・例文

Photo byJESHOOTS-com

「喧伝」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 最近は政治家が少し問題行為をしただけでインターネット上で喧伝が広がってしまう。
  • 著名人の失敗を喧伝することが必ずしも良い行為だとは思わない。

関連する記事

記事ランキング