「重畳」の意味とは?意味や使い方を解説!

「重畳」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「重畳」の意味や使い方について解説していきます。

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重畳

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重畳」という言葉は、時代劇や小説の中などで使われることはあっても、日常生活ではなかなか使われない言葉です。しかし、決して使ってはならない言葉ではありません。意味や使い方、そして使っても良い状況を見極めれば、自由に使うことができます。

「重畳」の意味とは?

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「重畳」は、「ちょうじょう」と読みます。
幾度にも重なること」「この上なく喜ばしいこと」という2つの意味を持っています。
2つ目の「この上なく喜ばしいこと」という意味は、感動詞的に使用されることもあります。

1つ目の「幾度にも重なること」という意味の由来は、「重」という文字も「畳」という文字も「重なる」という意味をもっている漢字です。
このことから、2つの文字の意味を合わせて、「重ね重ね」という重複した表現をするようになりました。

2つ目の「この上なく喜ばしいこと」という意味の由来は、「畳」という文字は、文字通り床の上に敷く「畳」を意味しています。そして「重」という文字は、「重ねる」ということを意味しています。昔、畳は高級品だったことから「高級品が重なる=この上なく喜ばしいこと」という意味になりました。


 

「重畳」の使い方・例文

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「重畳」という言葉は、古語であり文章上で使われ易い言葉でです。現代で日常的に使われている言葉ではありませんので相手に理解されず、文章上ではなく口語として日常会話で使うことは難しいかもしれません。

「重畳」の意味がわかったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文  重なることの意味
    美しい斑入りの花びらが重畳した見事な牡丹が、絢爛に咲き誇っています。
  • 例文 喜ばしいことの意味
    大口の契約を締結できたことに、「何より重畳」と皆で喜び合いました。

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