「罹患」の意味とは?意味や使い方を解説!

「罹患」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「罹患」の意味や使い方について解説していきます。

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罹患

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罹患」は「りかん」と読みます。

病気の話題のときに出てくる言葉で、実はあまり分かってなくて、読みや意味が気になっていたという人もいると思います。

この機会に「罹患」という言葉を理解して語彙力を高めましょう。

この記事では、「罹患」という言葉の意味と使い方をお伝えしたいと思います。

「罹患」の意味とは?

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「罹患」は、「病気にかかること」を意味する言葉です

「罹患」の「罹」は、訓読みで「かかる」と読みます。

また、「患」の字は訓読みで「わずらう」とも読みます。

冒頭でもお伝えしたように、読みは「りかん」ですが、「らかん」と誤って読まれることが多いため注意が必要です。

また、書くときや文字入力後に変換するときに「羅漢」と混同する人も多く、こちらも注意が必要です。

「羅漢」とは、阿羅漢のことを指し、仏教で最高の悟りを得た高僧を意味する言葉です。

全く意味が異なるので気をつけましょう。

罹患の使い方としては、「罹患者」や「罹患率」のように特定の語と結びついて使われることが多いです。

「罹患者」とは、「病気にかかっており、医師が治療が必要だと診断した人」という限定的な意味を持った言葉です。

そして「罹患率」とは、その病気にかかる危険にさらされた人に対する患者数の割合を意味する言葉です。

また「罹患する」のように、動詞として使われることもあります。

「罹患」の使い方・例文

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それでは、「罹患」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • このウィルスの罹患者は日に日に増えており予断を許さない状況である。
  • 今年のインフルエンザの罹患率は、ここ数年間で最も低い。
  • 肺炎に罹患した場合の注意点をパネルにまとめた。
     

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