「菫(スミレ)」の花言葉とは?意味や使い方を解説! 

「菫(スミレ)」の花言葉を解説します。知っておくと思わぬところで役に立つことがあります。今回は「菫(スミレ)」の花言葉や使い方・例文を紹介します。

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「菫(スミレ)」

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菫(スミレ)」は、たくさんの色と種類をもつ、春の花です。

パンジーやビオラも、スミレの仲間です。

スミレを誕生花とするのは、1月6日、1月8日、1月9日、1月15日、2月6日、2月21日です。

スミレの花を見るのは暖かくなってきた3月頃ですが、誕生花の日にちは少し早めのようですね。

スミレの花言葉を紹介します。

「菫(スミレ)」の花言葉とは

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「菫(スミレ)」の花言葉は、「謙虚」「誠実」「小さな幸せ」です。

どれも奥ゆかしい言葉ですね。

これらの言葉は、道端にひっそりと咲く、つつましいスミレの姿に由来します。

西洋では、バラとユリとスミレは理想の女性を表すシンボルとされています。

バラは「美しさ」を、ユリは「威厳」を、スミレは「謙虚さ」と「誠実」を意味します。

これら3つをすべて持つ女性こそが、西洋では理想の女性とされているのです。

紫のスミレの花言葉は「貞節」「愛」。

「貞節」の花言葉は神話に由来します。

イアという娘は、その美しさに一目ぼれした太陽神アポロンから、アプローチを受けます。

しかしイアには婚約者がいました。

困ったイアは、貞潔の女神アルテミスに、自分の姿を別のものに変えてほしいと願います。

アルテミスはイアをスミレに変え、イアは貞節を保つことができたのです。

白いスミレの花言葉は「あどけない恋」「無邪気な恋」。

黄色いスミレの花言葉は「田園の幸福」「つつましい喜び」です。

「小さな幸せ」に通ずる、謙虚で美しい言葉ですね。

「菫(スミレ)」を使った文章・例文

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「菫(スミレ)」を使った文章を紹介します。

小さくても存在感のある、きれいな紫色の花に、目を留めてみてくださいね。

例文

  • 菫程な 小さき人に 生まれたし(スミレの花のように、小さくても強さをもつ人になりたいという意味。夏目漱石の俳句)

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