「拙速」の意味とは?意味や使い方を解説!

「拙速」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「拙速」の意味や使い方について解説していきます。

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拙速

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拙速」という言葉を知っていますか?

スピードに関係しそうだけど正しくは分からない、という人が多いかもしれません。

「拙速」の意味と使い方を紹介します。

「拙速」の意味とは?

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「拙速」とは、つたない出来ばえだが、仕事は速いという意味です。

読み方は「せっそく」です。

「拙者 (せっしゃ)」の「せつ」と同じ読み方ですね。

「拙い」で「つたない」と読みます。

「拙速」はシーンによって、ポジティブな意味にもネガティブな意味にも使われます。

例えば、「拙速に過ぎる」という言葉は、「仕事は速いがもう少し精度をあげてほしい」と、ネガティブなニュアンスを伝える言葉です。

早く仕上げたとしても、でき上がりが下手過ぎては、信用や評価を得られない場合があります。

逆に、質より量、下手でも良いからスピード重視の現場では、「拙速」が求められます。

納期を守るのが最優先、品質は及第点がとれていれば十分という場合、出来ばえにこだわり過ぎるのは適切ではありません。

また、「拙速主義」という考え方もあります。

綿密な計画を立てて100%の出来を目指すのではなく、まずは完成させて、あとから問題点を修正することで精度を高めていくやり方です。

IT企業では、おおむね「拙速主義」が良しとされます。

「Done is better than perfect. (完璧を目指すよりまず終わらせろ)」とは、Facebook社が掲げていた方針です。

「拙速」の使い方・例文

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「拙速」を使った例文を紹介します。

ネガティブな意味とポジティブな意味を、正しく使い分けられるとグッドですね。

例文

  • 例文 巧遅は拙速に如かず (いくらでき上がりが良くても遅いのでは、下手で早くでき上がることには敵わない)
  • 例文 先月なされた決定は、拙速な判断だったと言わざるを得ない。(熟考されたとは言えない早すぎる判断だった)

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