「猫を被る」の意味とは?意味や使い方を解説!

「猫を被る」ということわざの意味を解説していきます。覚えておくと便利なことわざです。今回は「猫を被る」の意味や使い方、例文について解説していきます。  

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猫を被る

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猫を被る」の由来を見ていきましょう。
 

猫は種族としてライオンに近く、元々は狩りをしながら木の上で生活する動物でした。狩猟本能のある猫には、群れではなく、一匹で行動する習性があります。また、縄張り意識が強く、他のものを寄せ付けない習性もあります。これらの習性から、猫は自由気ままでマイペースな生き物であるとされています。

しかし、実際に猫を飼ってみると、飼い主のことを信頼し、お腹を見せて甘える事も多くあるようです。

縄張り意識が強く、一匹で行動する習性がある一方で、心を開いてしまえば、甘えん坊で人懐っこい猫は、二面性があると言えます。

「猫をかぶる」ということわざは、このような猫の二面性を表現したと言われています。

「猫を被る」の意味とは?

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「猫を被る」とは、「本性を隠して、大人しそうに振る舞うこと」という意味のことわざです。

自分を良く見せたい相手の前で、普段とは違うふるまいをする時に使用します。特に、女性に対して使うことが多いことわざです。

「猫を被る」ということわざから派生したものがあります。

  • ぶりっ子をする
  • いい子ぶる
  • 可愛い子ぶる
これらはすべて正式な日本語ではなく、日常会話で使われる程度の簡単な表現です。

全て「猫をかぶる」ということわざの範囲に入ります。それと共通して、全てが女性に該当する言葉であることがわかります。

「猫を被る」の使い方・例文

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「猫を被る」の意味が分かったところで、次は例文を見ていきましょう。

例文

  • 例文
    彼氏と出会った頃は無意識に猫をかぶっていたかもしれないと最近気づきました。
  • 例文
    猫をかぶっていたら本音をいう事ができず、もどかしい思いをしています。

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