「鵜呑み」の意味とは?意味や使い方を解説!

「鵜呑み」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「鵜呑み」の意味や使い方について解説していきます。

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鵜呑み

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「鵜呑み」
読み方:「うのみ」

という言葉は、「◯◯を鵜呑みにする」などの形でよく使われています。

人から聞いたことを自分でよく考えずにそのまま受け入れてしまうことについて言う時に使う言葉です。

具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉で言い換えるにはどのような言い方をすることができるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、この記事では「鵜呑み」の意味と使い方などをご紹介させていただきます。

「鵜呑み」の意味とは?

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「鵜呑み」の意味とは

「人が意見を自分で調べたり考えたり判断したりすることなしに、そのまま受け入れること、丸のみすること」を表す言葉です。

「鵜呑み」を色々と調べてみると、下記のように説明がありました。

人の意見などを、よく検討・理解せずにそのまま採り入れること

由来となった「鵜」とは?

鵜呑みとは、鵜が魚や餌を噛まずに丸のみするところからきた言葉です。

この表現の由来となった「鵜」とはどのような鳥なのかご存知でしょうか。記事のはじめに、この由来を紹介します。

「鵜」とは、黒くて細長い体つきをした水鳥のこと。首が長く、鋭いくちばしを持っており、水に潜って魚を捕り、のどにある「そのう」と言うところに、とった魚を一時的に貯える習性があります。

その習性を利用したのが、夏の風物詩ともなっている鵜飼い。鵜飼いに使われているのは鵜の中でも「海鵜(うみう)」という種類の鵜です。鵜飼いとは日本古来の漁業で、奈良・平安時代から行われているもの。鵜匠(うしょう)が丸飲みする鵜を操りながら、鮎などの川魚を取る、というスタイル。鵜匠は鵜と一緒に住み、信頼関係を築いてゆきます。鵜ののどに巻かれたひもで、完全には飲み込まないようにしておき、それを吐き出させることで漁をするというもの。鵜匠と鵜との信頼関係なしには成り立たないでしょう。

岐阜県長良川、愛媛県肱川、大分県三隅川が日本三大鵜飼とされ、現在では漁業というよりも、観光客向けのショーとして行われていることが多いでしょう。

このような鵜のように、食べ物を噛まずに流し込む姿もさしていますが、そこから転じて、「鵜呑み」とは、物事の真意を十分に理解しないまま受け入れることもさしています。

「鵜呑み」の使い方・例文

__keyword__を使った例文をいくつかご紹介させていただきます。

例文

  • 例文 そうやって、お前は直ぐに鵜呑みにする。
  • 例文 私の悪いところは、疑わないで鵜呑みにしてしまうところ。

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