「愉快犯」の意味とは?意味や使い方を解説!

「愉快犯」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「愉快犯」の意味や使い方について解説していきます。

目次 [表示]

愉快犯

Photo bysik-life

「愉快犯」とは

何かの事件の犯人に使う言葉だということはわかると思いますが、実際にどのようなことをする人が「愉快犯」なのでしょうか。

こんかいは「愉快犯」の意味や使い方、また愉快犯の思考についても考察していこうと思います。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

「愉快犯」の意味とは?

フリー写真素材ぱくたそ

「愉快犯」の意味

「愉快犯」とは、「人や世間を騒がせて、それを楽しむ犯人」という意味の言葉です。
社会をかく乱してそれを傍から眺めることを楽しむ人というのは一定数いるようです。
それが犯罪だった場合はもちろんですが、特に犯罪にカテゴライズできる内容ではなかったとしてもその実行者は「愉快犯」と呼ばれます。

「愉快犯」という言葉が広まったきっかけは、1977年の「青酸コーラ無差別殺人事件」だったとされています。
未だに犯人は捕まっていませんが、特定のターゲットがないまま無差別に毒物が混入されていく過程は、それにより社会が混乱する様子を実行者が楽しんでいるとしか思えない状況でした。
この頃から「愉快犯」という言葉が社会に流れ始め、その後も似たような事件がいくつか起きています。

自身のしたことにより社会全体が窮地に陥る姿を傍観することは、自分が神になったような錯覚を覚え愉快に思えるのかもしれません。
しかしこれは自身の未熟さや劣等感の裏返しだと言われています。
青酸コーラ無差別殺人事件の犯人が今後捕まる時が来たら、何を思って事件を起こしたのか、多くの人が聞いてみたいことでしょう。

「愉快犯」の使い方・例文

Photo bylrcfree

「愉快犯」を使った例文をご紹介いたします。

例文

  • 最近毎日靴に画びょうが入っているのだが、絶対これ愉快犯の仕業だろ!
  • 愉快犯という存在が世の中に一定数いると思うと、自分がいつその餌食になるかもしれないので恐ろしい。

関連する記事

記事ランキング