「後生」の意味とは?意味や使い方を解説!

「後生」という言葉の意味を解説していきます。ネット上でよく目にする言葉のため覚えておくと便利です。今回は「後生」の意味や使い方について解説していきます。

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後生

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後生」という言葉をご存知ですか?

話し言葉としては単体ではあまり使われず、「後生だから頼みますよ!」というように何かお願いをするときに使われることが多い言葉です。

意味をあまり理解せずに使っていたという人も多いと思います。

この機会に「後生」とは何なのかをよく理解して、語彙を増やし教養を身につけましょう。

この記事では、「後生」という言葉の意味や使い方をお伝えしていきます。

「後生」の意味とは?

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「後生」は、「ごしょう」と読む場合は、「生まれ変わること」もしくは「生まれ変わった後の来世」を意味します。

人は死んだ後に別の世界に生まれ変わるという仏教の思想に由来する言葉です。

また、哀願するときに「後生のために」の意で用いられる強調語でもあります。

「後生だからお願い」というときの用法です。

これは仏教用語としてではなく、「一生のお願い」というくらいの意味になります。

「後生」を「こうせい」と読む場合、「後から生まれてくる人。後の世の人」もしくは「後から学ぶ人たち。後輩たち」という意味になります。

読み方で意味が変わるので、注意しましょう。

なお、間違えやすい言葉に「後世」があります。

「後世」は、「自分たちの生きる時代の後にくる時代」という意味の言葉です。

「後生」の使い方・例文

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ここでは「後生」という言葉を使った例文をご紹介します。

例文

  • 後生だから、お金を貸してはくれませんか?
  • 「後生大事」という表現は、もともとは「生まれ変わった後の生を幸せに生きるには、現世で善行を積み今を大切にする必要がある」という仏教の考えに由来している。
  • 若い人材が活躍しているのを見ると、後生おそるべしと思ってしまう。

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